2015年3月25日水曜日

2015.3.25 共同提案「再生可能エネルギーで北海道の地域活性化を」

一般社団法人北海道再生可能エネルギー振興機構と北海道エネルギーチェンジ100ネットワークは、今年4月の地方選挙において、北海道が直面する政策的諸課題を明らかにし、議論が活発化することを願い、政策課題のうちでも重要なエネルギー問題について提案いたします。

2015年3月25日


一般社団法人 北海道再生可能エネルギー振興機構 理事長:鈴木 亨 担当者:田原 沙弥香 北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク 代表:宮本 尚


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一般社団法人北海道再生可能エネルギー振興機構
北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク
共同提案
「再生可能エネルギーで北海道の地域活性化を」
はじめに
今年4月の地方選挙において、北海道が直面する政策的諸課題を明らかにし、議論が活発化することを願い、政策課題のうちでも重要なエネルギー問題について、提案します。


北海道における再生可能エネルギーの現状と課題
 北海道は北海道電力の電力料金の2度の値上げにより、日本でも一番高い電力料金になりました。オール電化の家庭や冷蔵庫・冷凍庫の利用などの他、農業と漁業などの1次産業に与える影響も深刻になっています。
 一方で北海道はもともと再生可能エネルギー(以下、再エネ)の潜在的賦存量が多い地域です。北海道が行った再エネポテンシャル調査によれば(北海道「新エネルギー導入・拡大に向けた基本方向」2014年3月、資料参照)、太陽光、風力、中小水力、地熱発電、バイオガス、木質系バイオマスのそれぞれにおいて各地域の特性に応じて大きな利用可能性をもっています。2012年から導入されたFIT制度によって太陽光を中心に導入量が増加しましたが、送電系統の制約を理由に指定電気事業者制度が導入されました。この制度では、電気事業者が再エネ事業者に、年間30日を超える無制限の出力抑制を求めることができ、かつ再エネ事業者は出力抑制により生じた損失の補償を求めることができない制度になっています。これにより、とくに資金力の弱い地域の中小事業者や市民が再エネを導入する際に、金融機関からの融資を受けられない可能性が出てきました。せっかくの再エネポテンシャルを活かせなくなります。また、再エネ接続可能量を算定する前提条件が、福島第一原発事故以前の原発の設備利用率(84%)をベースにしていることから、現在政府で検討されているエネルギーミックスの議論の行方が、今後の再エネ導入量を大きく左右することになります。
 また、2020年以降の温室効果ガスの排出量削減の具体的枠組みを決定するCOP21(本年11月、パリで開催)に向けて、我が国の地球温暖化対策に対する姿勢を世界に発信するためには、再エネの最大限の導入目標設定が重要と考えますが、それには北海道の役割が肝心です。
 他方で、北海道再生可能エネルギー振興機構がこのほど行った、北海道の自治体(141自治体、回答率78.8%)に対するアンケート調査によれば(資料参照)、エネルギーの地産地消、雇用効果など、再生可能エネルギーに対する期待が高まっています。そのエネルギーの地産地消による雇用効果も、道内の関連産業が育てば、一層期待できます。小磯修二教授(北大公共政策大学院)の研究によれば、再エネによる生産誘発効果は約2600億円、雇用効果は約11000人が見込まれています(小磯修二「再生可能エネルギーと地域の自立的発展」『開発こうほう』2013年3月号、資料参照)。


「再エネ北海道創生プログラム」の提案
   ー再エネ・省エネ拡大、地域活性化のために
以上の現状と課題を踏まえて、再エネ・省エネ拡大による北海道の地域活性化の提案を行います。
  1. 再エネによる地産地消をすすめ、地域活性化をはかり、そのための政策的支援、情報提供をすすめることが重要です。中長期的な再エネシフトを明確化する必要があります。農業、漁業など基幹産業で再エネを活用した地方創生の取組みや、北海道が本州への再エネ供給基地となり、新産業創出・雇用の拡大を目指す取り組みが重要です。
  2. 再エネの導入拡大とともに、熱の効果的利用、熱電併給システムの導入拡大など、再エネと省エネをセットで進めることで、積雪寒冷地の北海道における豊かな暮らしと災害時におけるエネルギーの確保、スマートシティの実現を目指す必要があります。その障壁となる規制の緩和や導入を推進するための政策的支援の拡充が必要です。省エネインセンティブ型の電力料金体系の検討も必要です。
  3. そのために再エネの送電網への優先接続というFIT法の原則を、あらためて確立するように、国に働きかける必要があります。そして、再生可能エネルギー受益者を抜本的に増やすことが必要です(事業従事者+出資配当+寄付基金受益者など)。
  4. 電力自由化と発送電分離を見通した北海道の電力システム改革をすすめるために、北本連系線の利用枠の拡大と道内送電網の強化を行う必要があります。その上で、さらなる北本連系線の抜本的強化を図ることも重要となってきます。
  5. 再エネの出力抑制により低くなった再エネ事業者の金融機関への信用力を担保する為、地域貢献を行う地域再エネ事業者に対して、FIT制度に上乗せして活用できる補助金(収益納付や寄付などの形で補助金を戻してもらう方法であり、収益納付型補助金として来年度4月より長野県にて実施予定)、固定資産減税免、など一連の政策パッケージを検討することが必要です。


 以上、私たちは、再エネ・省エネ拡大による地域活性化を、国、北海道、各市町村に向けて提案します。その早期実現のためには、各市町村が地域の特性を反映した再エネ条例などを制定していくこと、道などが主体となって関係者、市民に呼びかけ、「道民エネルギー会議」を開催し、そこで現状認識と政策課題を明らかにすること、「北海道条例第百八号 北海道省エネルギー・新エネルギー促進条例」のもとで規制改革をすすめることが必要です。

 今、すべての道民が、住民参加と透明性を基本とした社会で、私たちの暮らしに大変重要なエネルギー問題についての現状認識を共有し、枠組みと目標の設定の議論に参加し徹底的に議論して、政策づくりに関わっていくことが必要な機であると考えます。北海道の未来への責任と希望をわかちあうための公論形成の場づくりが、新しいリーダーの役割として期待されているのです。

 北海道は今後、人口減少が予想され、かつ1次産業をめぐる状況が厳しさを増していくなかで、北海道の再エネと省エネのポテンシャルを活かすことは、地域経済を活性化する有効な手段です。原子力のリスク、気候変動のリスクを減らしながら、21世紀の展望を切り開くためのエネルギーは、道民の意志と行動の結集によって生み出すことができると確信し、この提案を提出いたします。


2015年3月25日
一般社団法人北海道再生可能エネルギー振興機構
北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク


<問い合わせ連絡先> 一般社団法人北海道再生可能エネルギー振興機構 担当:田原
〒060-0061 札幌市中央区南1条西6丁目15-1 札幌あおばビル11階
TEL/011-223-2062 FAX/011-223-2063 E-mail/tahara-sayaka@reoh.org 資料はこちらをご覧ください。

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一般社団法人北海道再生可能エネルギー振興機構  http://www.reoh.org/
2012年12月、「北海道において再生可能エネルギーの導入を拡大し、地球環境の保全とエネルギー自給率の向上、そして地域経済社会の発展に寄与する」ことを目的として設立。道内77市町村と、企業・個人合わせて62の会員からなる。地域主導による北海道の再生可能エネルギーを普及拡大する為の情報提供やイベントの開催、また昨年12月には道内全市町村へ向けて「北海道における再生可能エネルギー導入に関する意向調査」を実施し、再生可能エネルギー導入に対する意向と課題について得られた結果を公表した。
北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク  http://www.enechan100.com/
2011年6月、地産地消エネルギーの最大限の活用、自然エネルギーアイランドへのシフトをめざし、当団体の前身である「北海道エネルギーチェンジ100プロジェクト」がスタート。「北海道条例第百八号 北海道省エネルギー・新エネルギー促進条例」の周知・推進、「北海道の電気 再生可能エネルギー100%へのロードマップ」による提言、市民主体のセミナーなどを開催。 2014年3月に、3年間の活動が評価され、北海道新聞エコ大賞奨励賞を受賞。 2014年5月に正式に団体「北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク」を設立、「自然エネルギー100%の北海道」に向かって、見えるネットワーク、行動するネットワークづくりをめざす

2015.3.25 共同提案-資料編


「再生可能エネルギーで北海道の地域活性化を」

一般社団法人北海道再生可能エネルギー振興機構と北海道エネルギーチェンジ100ネットワークは、今年4月の地方選挙において、北海道が直面する政策的諸課題を明らかにし、議論が活発化することを願い、政策課題のうちでも重要なエネルギー問題について提案いたします。 提案書はこちらをご覧ください。

資料編(20150331 データ追加しました)

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2015年3月11日水曜日

【主催】4/8 エネチェン・カフェ 第2回開催します!

今回は何チェン? 暮らしを変えよう!!
のんびりお茶をのみながら、エネチェンの話をしましょう!
どなたでも参加できます。

日時:4月8日(水) 19:00 ~ 21:00
場所:森の間カフェ IKEUCHI GATE 4F TEL:011-281-6617
★注意!!
 20 時を過ぎますと店舗入り口からは入場できなくなります。
遅れる方は、事前にその旨をご連絡ください。
住所:札幌市中央区南1条西2丁目18番地 IKEUCHI GATE
参加費:一般 800円 会員 600円 ワンドリンク付き



< メニュー >
●大橋さん、パーマカルチャーって何ですか?
 パーマカルチャーの考えを取り入れると、住宅や暮らし方は
 どう変わるの? それって健康や環境に良いの?
 (一級建築士・パーマカルチャー北海道 代表/大橋三千雄さん)
●高橋さん、小林さん、
 省エネは、北海道を変える力になれますか?
 こんなトコロに、あんなトコロに、気づけば減らせる、
 目からウロコの省エネって?
 (NPO法人北海道グリーンファンド/省エネチーム)
●TALK TALK TIME!!
のんびりお茶をのみながら、
エネチェンの話をしましょう!

・どなたでも参加できます。
・参加費 一般800円 会員600 円 ワンドリンク付き!
・定員 30名 先着順 事前にHPの参加予約フォーム、
 メール、Faxなどでお知らせください。

エネチェン・カフェHPの参加予約フォームをご利用ください→
http://enechan-cafe.jimdo.com/

FAXまたはEメールでも受付けます。
氏名・所属・連絡先を以下にお知らせください。
E-mail e-cafe★enechan100.com (★を@に換えて送信してください)
Fax 020-4622-7990

主催 北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク http://enechan100com/
共同主催 NPO省エネ工房 http://ecolab.webcrow.jp/

エネチェン・カフェとは

エネチェンの趣旨のもとで、北海道のエネルギーチェンジについて、のんびりお茶をしながら、参加者でエネチェンの情報や知恵の交換をする場です。 「知恵を出し合う場」「実践を応援しあう場」としてご利用ください。
その時その時、お題を設定してゲストの方にお話いただいたり、参加者の事例発表をお願いしたり、いろいろ企画を考えていきたいと思っています。
将来的には、月1回の開催をめざしています。
みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

■エネチェン・カフェは、ネットワーク会員の「NPO省エネ工房」の協力を得て、連携事業として開催します。
■エネチェンに興味のある方、自分のエネルギーを変えていきたいと考えている方、実践している方、どなたでも参加できます。
■チラシは、特設HPの イベント情報のページからダウンロードできます。
http://enechan-cafe.jimdo.com/

2015年3月6日金曜日

「北海道の電気 再生可能エネルギー100%へのロードマップ 2015更新版」公開しました

「北海道の電気 再生可能エネルギー100%へのロードマップ 2015更新版」を、2015年3月3日、公開しました。



 2011年6月、地産地消エネルギーの最大限の活用、自然エネルギーアイランドへのシフトをめざし、きたネット有志が呼びかけ人となり、「北海道エネルギーチェンジ100プロジェクト」がスタート。「北海道条例第百八号 北海道省エネルギー・新エネルギー促進条例」の周知・推進、「北海道の電気 再生可能エネルギー100%へのロードマップ」による提言、市民主体のセミナーなどを行ってきました。  2014年3月に、3年間の活動が評価され、北海道新聞エコ大賞奨励賞を獲得しました。
  2014年5月17日に正式に団体「北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク」を設立、「自然エネルギー100%の北海道」に向かって、見えるネットワーク、行動するネットワークとして活動しています。

 本ロードマップにつきましては「北海道エネルギーチェンジ100プロジェクト ロードマップチーム」から以下のチームが引き継いで、更新等を行っていきます。
・北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク  
・北海道大学 「持続可能な低炭素社会づくりプロジェクト」

 このたび、「北海道の電気 再生可能エネルギー100%へのロードマップ 2015更新版」を公開いたします。以下からダウンロードしてご覧いただけます。
 本ロードマップについて、海外、留学生のみなさんから、
 英語版がほしいというご要望をいただいています。
 ただいま作成中です。出来上がりましたらお知らせいたします。

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北海道の電気 再生可能エネルギー100%へのロードマップ 公開にあたって

PDFをダウンロードされる方は、以下の項についてご了解ください。

・どなたでもダウンロードしてご覧いただけます。
・市民活動の勉強会などでご利用いただければたいへん光栄です。
・Web等へのデータの転載、商用・出版等にご利用の場合、加工して使用する場合等は事前にご相談ください。

■本ロードマップに関する連絡/お問合せ
・ご意見やご質問、ご要望がありましたら、以下のアドレスにおよせください。
    担当 宮本尚 藤井賢彦
    E-mail roadmap(at)enechan100.com (at)を@に変えてご送信ください。

■本ロードマップをご紹介いただく場合のリンク
 以下のページにリンクをお願いします。

■北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク
ホームページ http://www.enechan100.com/ 
Facebookグループ(閲覧・参加にはFacebookの登録が必要です) 

■「北海道の電気 再生可能エネルギー100%へのロードマップ」について
(2012年7月)

 自然の恵みに溢れた北海道で、再生可能エネルギー100パーセントの社会を
実現する道筋を描いた「ロードマップが完成しました。
 これは、昨年の3.11東日本大震災の後、北海道の環境活動に関わる有志が呼びかけ人となってスタートした~市民の声と力で、自然エネルギーアイランド北海道を実現しよう~「北海道エネルギーチェンジ100プロジェクト」の2つ目のアクションとなるものです。
 このロードマップづくりは、「北海道エネルギーチェンジ100プロジェクト」の呼びかけ人の一人である岩井尚人氏をリーダーに、6月11日から1年をかけて、
市民有志12名(会社員、NPO職員、自治体職員、経営者、大学研究者、大学院生など)が検討を重ねた成果です。 北海道発のロードマップが、安心・安全で真に豊かな暮らしが動き出すための歩みを照らす灯りとなってくれることを願い、ここに発表いたします。

北海道エネルギーチェンジ100プロジェクト ロードマップチーム 一同

2015年3月5日木曜日

【主催】3/26「地域活性化の視点から〜市民のエネルギーチェンジ研究会vol.6 in 浜中」開催します!


地域活性化の視点から
市民のエネルギーチェンジ研究会 vol.6 in 浜中
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エネルギーを選ぶ、エネルギーをつくる、
地域と人の底力をつなぐ、
市民のエネチェン研究会、開催します。



自分がつかっているエネルギーを自然エネルギーに「エネチェン」していきたい と考えている方、企業や研究者、熱い思いの行政、どなたでも参加でき ます。
実践の成果や課題を共有する、知恵を出しあう、新しい技術・研究を学ぶ、ひと りひとりが、暮らしや仕事の場でできることを見つけていく、次の一歩 のため の作戦会議です。変えていけること、協力できること、応援できることを増や し、ALL北海道で「エネルギーチェンジ」を進めていきましょ う。

日時 2015年3月26 日(木)   15:45~受付  16:00~18:30  
会場 霧多布湿原センター
         (北海道厚岸郡浜中町四番沢20 電話:0153-65-2779)

内容
【座長】 秋山 孝二
    認定NPO法人北海道市民環境ネットワーク理事長
    北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク委員

【プログラム1】再生可能エネルギーによる地域活性化
    自然環境保全と再生可能エネルギー拡大、住民参加と情報の透明性を
      確保しながら進めていくことが求められている。
      講師 吉田文和氏
                    北海道大学大学院経済学研究科 特任教授 
   
【プログラム2】浜中町の再エネによる地域活性化の取組み(仮題)
      講師 石橋 榮紀 氏  浜中町農業協同組合 組合長
               海道 政俊 氏  浜中町商工観光課 課長

【プログラム3】再エネ、環境団体の視点から
      認定NPO法人霧多布湿原ナショナルトラスト
     阪野 真人 氏  霧多布湿原センター館長
     平岡 俊一 氏  理事
       一般社団法人くしろソーシャルデザインネットワーク

【プログラム4】 ディスカッション 私たちのエネルギーを変える

■参加方法(案)事前参加申込要(3/23〆切)
■参加費 500円(資料代など) 
■参加方法 きたネットへFAX、E-mail、電話等で、必要事項を連絡。

チラシのダウンロードはこちら

URL
チラシ表面
PDF http://www.kitanet.org/event/2014/hamanaka-ene-a.pdf

チラシ裏面(申込書)
PDF http://www.kitanet.org/event/2014/hamanaka-ene-b.pdf

■主催・問合せ・参加申込み/認定NPO法人北海道市民環境ネットワーク「きた ネット」
  札幌市中央区南1条西5丁目8 愛生舘ビル505
      Tel.  011-215-0148 Fax. 011-215-0149  
      E-mail office@kitanet.org 
■主催/北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク
  札幌市中央区南1条西5丁目8 愛生舘ビル407
      E-mail e-office@enechan100.com
■協力/認定NPO法人霧多布湿原ナショナル
           一般社団法人北海道再生可能エネルギー振興機構
■後援/浜中町 浜中町農業協同組合

市民のエネルギーチェンジ研究会 vol.6 in 浜中は、
一般社団法人北海道再生可能エネルギー振興機構「北海道の再生可能エネルギー と地域活性化」
(トヨタ財団国際助成プログラム)事業との連携で開催いたします。


吉田文和氏
メッセージ&プロフィール

「再生可能エネルギーと自然保護の課題」
温暖化のリスク、原子力のリスク、エネルギー安定供給のリスク、これら3つの リスクを総合的に減らしていくためには、風力、太陽光、バイオマスな どの再 生可能エネルギーの拡大と省エネが2つの重要な柱となります。
しかし、その場合、北海道などの再生可能エネルギーのポテンシャルが高い地域 は同時に自然保護上、配慮しなければならないところが多いのです。と くに、 風力発電の場合には、鳥類の衝突を避けるようにすること、自然景観への配慮が 不可欠です。
再生可能エネルギーを使わず、電気を使う場合には、火力発電による二酸化炭素 の発生、原子力発電のリスクを考えなければならず、風力発電は避けた いが、 電気は使わなくてもよい、と簡単にはいかないのです。
そこで、地域住民、行政、関係するNGOなどが話し合いの場を持ち議論すること が是非、必要となっているのです。自然環境保全を行いながら、再生 可能エネ ルギーを拡大していくための条件を、住民参加と情報の透明性を確保しながら進 めていくことが求められているのです。
【プロフィール】専門は環境経済学、産業技術論。2007 年より北海道大学サス テナビリティ・ウィーク実施、低炭素社会づくり教育プロジェクト実施に尽力。
一般社団法人北海道再生可能エネルギー振興機構理事、北海道エネルギーチェン ジ100ネットワーク委員

2015年2月25日水曜日

「北海道の電気 再生可能エネルギー100%へのロードマップ 」メディア掲載状況

北海道エネルギーチェンジ100ネットワークの前身である北海道エネルギーチェンジ100プロジェクトは、プロジェクトの2つ目のアクションとして、2012年7月に、ロードマップチーム(岩井尚人リーダー)による、「北海道の電気 再生可能エネルギー100%へのロードマップ 」を発表しました。2011年6月から1年をかけて、市民有志12名(会社員、NPO職員、自治体職員、経営者、大学研究者、大学院生など)が検討を重ねた成果です。

このロードマップは、市民による提案として注目をあつめ、北海道新聞、毎日新聞、朝日新聞、雑誌等にも取り上げられました。




この、スマートジャパンの記事もそのひとつです。
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1304/02/news024.html
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エネルギー列島2013年版(1)北海道:
再生可能エネルギー200%へ、風力を筆頭に太陽光や地熱も
「日本列島エネルギー改造計画」の2013年版を再び北海道から開始する。冬の電力需給が厳しい北海道だが、広大な土地が秘める自然エネルギーの開発が着々と進んでいる。西側の海岸線を中心に風力発電所が広がる一方、太陽光や地熱の導入プロジェクトが急速に増えてきた。
[石田雅也,スマートジャパン]

記事 抜粋
北海道では12年前の2001年1月に「北海道省エネルギー・新エネルギー促進条例」が施行されて、風力発電を中心に再生可能エネルギーの導入が大規模に進んできた。この流れをさらに加速させる動きが道内の有志によって始まっている。「北海道エネルギーチェンジ100プロジェクト」で、2050年までに北海道の電力をすべて再生可能エネルギーに転換することを目標に掲げる。
 原子力を想定に入れず、節電によって電力使用量を減らしていくことがプロジェクトの基本的な考え方だ。それを前提に2020年に向けて風力と太陽光を増やしたうえで、2030年までに風力を一気に拡大して道内の電力使用量の8割を再生可能エネルギーでカバーできるようにする(図1)。
 さらに2050年には地熱や小水力も伸ばす一方、電力使用量を現在の半分以下に減らすことで、再生可能エネルギーによる電力の自給率を200%に高める。生み出した電力の半分は他の地域にも提供できるようにする。原子力にも化石燃料にも依存しない未来の「電力供給基地」になることを目指す壮大な構想である……続く

2015年2月23日月曜日

【行事報告】市民のエネルギーチェンジ研究会in芦別

市民のエネルギーチェンジ研究会in芦別 
2/21、無事終了しました。
快晴、寒さもさほどではなく、清々しい光の中の現地視察と研究会、たいへん有意義な会になりました。ご協力いただきました芦別市のみなさま、地元から札幌から滝川から富良野、他各地から、参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
エネチェンネットワーク会員の「たきかわ環境フォーラム」平田剛士さんが報告を送ってくださいました。





以下---

きょう芦別での研究会に参加しました。
みなさま、ありがとうございました&ごくろうさまでした。
参加人数は30人弱だったかと思います。こぢんまりとちょうどイイ感じの会合でした。
午前中は、芦別市役所総務部政策推進課の長野さん、佐々木さんご両人のご案内で、市内のスターライトホテルで稼働まもなく1年というチップボイラ施設と、すぐそば(クルマで3分)の丸太破砕施設を見学しました。
チップサイロ(チップ貯蔵室)では、ダンプのドライバーさんが、満載したチップ約3トンを深さ4メートルのサイロにドサーッと豪快に投入するところを見せてくれました。全員、デジカメのシャッター切りまくり。いつもは需要(冷泉を温めてホテル内の大浴場にお湯を送るためのボイラです)の高まる夕方にやる作業だそうですが、わざわざこの時間に合わせて下さったみたいで、芦別市さんの演出力をヒシヒシ感じました。さすが映画の学校……。
2階建て住宅ほどの大きさのボイラー室では、2基ならんだピカピカの大型ボイラがガンガン燃えていました(小窓から炎が見えます)。重油ボイラに比べると立ち上がり(エンジンでいうとアクセルの敏感さ)に難があるそうで、それを補うのに80℃のお湯を7トン貯めておけるこれまた大型の蓄熱槽2基が取り付けてあったのが印象的でした。それでも団体のお客さんがいっぺんにシャワーを使ったりすると賄いきれず、バックアップ用として別棟で従来の重油ボイラ1基をスタンバイさせている、とのことでした。スターライトで温泉に入られる時は、ほかのかたと順ぐりにシャワーを浴びましょう。
材木をチップに破砕するヤードは、広大でした。ここで働いておられる「新規雇用創出」のお二人にもお話を聞きました。夏場と冬場の需要差が大きく通年運営が課題、とのことだったので、「冬の分を夏の間に作りおきしておけば?」と聞きましたら、硬質・乾燥型のペレットと異なり、木をただ破砕しただけのチップは長期保存には向かないのだそうです。またひとつカシコクなりました。
燃料の流れの下流(ホテルでのボイラー燃料の需要)から遡って中流(チップ生産量)、さらに上流(山地からの材搬出量)の規模を割り出し、全体デザインを描いていったのが、芦別市さんの手法ですが、午後の意見交換では、もりネットの山本牧さん(旭川)から、上流(林業者)から絵を描く場合もあります、と事例紹介があり、非常に興味深かったです。牧さんのトコは「丸太ボイラ」だそうです。いずれにせよ、需給バランスをすべて把握してから始めないとうまく持続できないだろうことは、よく分かりました。大手による大規模な木質バイオマス発電所にはそれが欠けているのでしょう、きっと。
昼食には道の駅のレストランで「がたたんらーめん」をいただきました。ごちそうさまでした。
午後は座学です。北海道大学の山形さんが「地域の木質バイオマスをどう利用するか」、芦別市の長野さんが「芦別市木質バイオマス利用促進事業に係る取組内容」、また有限会社三素(富良野市)の家次さんが家庭向けペレットストーブ、オフグリッド(売電しない)のソーラーパネル、寒冷地仕様の太陽光温熱機、さらに富良野市内での水車設置の事例などについてスピーチされました。内容は……省きます。
意見交換も非常に活発でしたが、主催のおふたりの言葉がとくに印象に残りました。
秋山さん
「これまで札幌、帯広、遠軽、別海、そして芦別と勉強会を開いてきましたが、それぞれ(再生可能エネルギーの)資源が違います。それぞれのフィールドに合ったやり方を、地元の企業と市民が一緒にアイディアを出し合い、ディスカッションすることで実現していきたいと思っています」
宮本さん
「(このムーブメントは)エネルギーチェンジという名前ですが、単にエネルギーを選び直すだけではないと思っています。市民が社会を動かす力、という意味のエネルギー。何も勉強しないでは、このエネルギーは得られません。学んで、考えて、選ぶ、ということをやりたい。分からないことは専門家に聴けばいいわけで、市民がこうやって意見を表明して社会を変えていくということが習慣になったら…」
閉会後、居残り組みは「100年記念館」の長谷山館長の名調子に誘われて館内展示を見学しました。かつて「炭都」と呼ばれ人口過密都市だった往時がジオラマになっていて、自分たちってつくづくエネルギー(政策)に翻弄されているんだな〜、と感慨深かったです。
 
「たきかわ環境フォーラム」平田剛士さん

ーーーありがとうございました。





写真はこちらにも掲載しています

2015年2月15日日曜日

2/21「市民のエネルギーチェンジ研究会vol.5 in 芦別」開催します!

エネルギーを選ぶ、エネルギーをつくる、
市民の意志を見せる、地域と人をつなぐ。
市民のエネチェン作戦会議、開催します。

北海道のエネルギーチェンジについて、産学官民、ネッワークと市民をつなぎ、情報や新しい技術などを学び合い、地域での取組みを知り、知恵を出し合って、省エネ推進と自然エネルギー活用に向かっていく市民を応援する場、地域で自然エネルギー推進の活動をする産官学民の新しいつながりを生み出す場です。
2014年度は、北海道エネルギーチェンジ 100ネットワークと、認定NPO法人北海道市民環境ネットワークの共同主催で開催します。

【内容】
10:30~12:00
【プログラム 1】現地見学会
案内 長野周史さん(予定) 
    芦別市役所 総務部 政策推進課 
見学先 芦別温泉スターライトホテル 
       チップボイラー、熱供給施設群
    芦別木質バイオマス開発協同組合チップ製造場

(昼食)道の駅にて 各自

13:00~15:30
エネルギーチェンジ研究会… 星のふる里100 年記念館

座長 秋山 孝二
 認定NPO 法人北海道市民環境ネットワーク理事長
 北海道エネルギーチェンジ 100ネットワーク委員

【プログラム 2】講演「地域の木質バイオマスをどう利用するか」
講師 山形 定 さん
 NPO法人北海道新エネルギー普及促進協会( NEPA)理事長
 北海道エネルギーチェンジ 100ネッワーク委員

【プログラム 3】自然エネルギー活用事例紹介
・芦別市「木質バイオマスの有効活用」
  長野 周史さん(予定)
   芦別市役所 総務部 政策推進課
・薪・ペレットストーブ・小水力発電
 ふらの環境エネルギー株式会社(仮称)準備室の活動
  家次 敬介 さん
   有限会社三素(富良野市) 
   ふらの環境エネルギー株式会社(仮称)準備室

【プログラム 4】
ディスカッション~私たちのエネルギーを変える



 


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■参加方法 (案)事前参加申込要(2/17〆切)
■参加費 500円(資料代など) ※昼食は各自
■参加方法 チラシ裏面の申込書に必要事項を記入し,
■下記「きたネット」へチラシ裏面申込書をFAX、
またはE-mail、電話等で、お名前・所属・連絡先・参加プログラムをご連絡ください。

チラシ ダウンロード
表 http://www.kitanet.org/event/2014/enechan-ashibetsuA.pdf
裏(参加申込書)http://www.kitanet.org/event/2014/enechan-ashibetsuB.pdf

■主催・問合せ・参加申込み /
認定NPO 法人北海道市民環境ネットワーク「きたネット」
 札幌市中央区南 1条西5 丁目 8 愛生舘ビル505
Tel. 011-215-0148  Fax. 011-215-0149
E-mail office@kitanet.org  http://www.kitanet.org/ /
■主催 /北海道エネルギーチェンジ 100ネットワーク
  札幌市中央区南 1条西5 丁目 8 愛生舘ビル407
E-mail e-office@enechan100.com
http://www.enechan100.com/
■共催 /NPO法人北海道新エネルギー普及促進協会 (NEPA)
http://www.npo-nepa.jp/
■協力/公益財団法人秋山記念生命科学振興財団
■後援 /芦別市(予定)