2016年8月22日月曜日

【終了】市民フォーラム 「大型風車の建設ラッシュを考える」

8/20 札幌、豪雨の日、市民フォーラム 「大型風車の建設ラッシュを考える」が無事終了しました。
(内容)http://enechan100.blogspot.jp/2016/08/820_11.html

交通機関もあちこちで止まって、動けなくて参加できないという連絡も何人かの方からありましたが、参加申込いただいた方の出席率は高く、また当日参加者も多く、百数十人のフォーラムでした。

テーマは道北地方の風車計画ラッシュに、自然保護団体として何ができるか。日本野鳥の会は、今年、道北の風力発電に対する鳥類のセンシティビティマップ作りに関する検討会を立ち上げました。参加者には、昨年エネチェンが開催した「風はだれのもの?」フォーラムの登壇者の方も加わっています。今回のフォーラムも、エネチェンの趣旨を組んでいただき、共催ということになりました。
(昨年フォーラム内容)https://enechan100.wordpress.com/

録画を撮りましたので、近日ネットで公開します。参考にしていただけると思います。公開したらまたお知らせします。

写真は一枚目がフォーラムの様子。左から、昨年に引き続き、コーディネーターを務めたエコネットワークの長谷川さん。隣は名古屋大学の丸山先生、その隣は野鳥の会道北支部長の小杉さん、その隣は、エネチェンから登壇の酪農学園大の遠井先生、その隣は弁護士の菅澤さん、その隣がエネチェン副代表の酪農学園大の金子先生、右端は日本野鳥の会の浦さん。

参加者の方に書いていただいたアンケートも、ぎっしり書き込まれているものが多く、自分はこう考えるという意見を書いてくださったものが多数。こちらとしてもたいへん参考になるものでした。

翌日は、第2回 風力発電に対する鳥類のセンシティビティマップ作りに関する検討会も開催され、傍聴しました。
(内容)http://www.wbsj.org/activity/conservation/habitat-conservation/wind-power/sensitivity-map-meeting2/


再エネに限らず、今の日本のあらゆる開発において、生態系や自然環境、景観の保全のための制度や、地域住民や環境団体が計画に関わるプロセスが確立されていません。たいへんむずかしい大きな課題だということを再認識しましたが、検討会はすばらしいメンバーで取組まれていますので、成果を期待するとともに、北海道の環境団体として協力していきたいと考えています。写真二枚目が検討会の様子です。プレゼンをしているのは、サロベツ・エコネットワークの長谷部さん、座長は、新潟大学の関島恒夫先生です。

主催は日本野鳥の会、共催が北海道エネルギーチェンジ100ネットワークで、私も、野鳥の会の葉山政治氏のごあいさつに続いて、ご挨拶をさせていただきました。今年も北海道大学藤井研究室が協力、強力なサポートをいただきました。

みなさまお疲れさまでした。ありがとうございました。(宮本)