2016年8月31日水曜日

【録画公開】8/20 札幌開催 市民フォーラム「大型風車の建設ラッシュを考える」

【録画を公開しました】8/20 札幌開催 市民フォーラム「大型風車の建設ラッシュを考える」

北海道は国内でも有数の風力発電施設の建設ラッシュを迎えています。大規模ウインドファームは広い面積を必要とし、地域住民や生態系への影響が懸念されますが、本当に導入への合意が図られているのでしょうか?本フォーラムでは、風力発電の導入と市民との合意形成について議論しました。

日時: 2016年8月20(土)14:00-17:30(開場13:30)
会場: 北海道大学大学院地球環境科学研究院D棟201号
主催:財団法人日本野鳥の会
共催:北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク
協力:北海道大学大学院地球環境科学研究院藤井賢彦研究室、エコ・ネットワーク

PART-1(上映時間:約1時間50分)
講演1  風力発電の社会的受容性~ステークホルダの多様性を踏まえて~
     丸山康司(名古屋大学大学院環境学研究科)
講演2 北海道北部の大型風車建設による生態系と景観への影響の懸念     
     小杉和樹(日本野鳥の会道北支部)
講演3 宗谷地域におけるメガウインドファームの環境影響評価:現状と課題     
     遠井朗子
      (酪農学園大学環境共生学類/エネルギーチェンジ100ネットワーク)
https://youtu.be/TpM8muyYGEA




PART-2(上映時間:約1時間30分)
講演4  地域の議論を踏まえた土地利用規制の必要性~石狩市を例に     
      菅澤紀生(すがさわ法律事務所)
講演5  北海道の土地利用の変遷と再生可能エネルギー導入     
      金子正美(酪農学園大学環境共生学類/エネルギーチェンジ100ネットワーク)
講演6  野鳥との共存をはかるセンシティビティマップの重要性     
      浦達也((公財)日本野鳥の会)
https://youtu.be/lPKh0hg8EmA




PART-3(上映時間:約40分)
パネルディスカッション  進行:長谷川理 (エコ・ネットワーク)
https://youtu.be/9J-EgoR2DUw




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■資料A
2016年8月14日現在の北海道における風力発電所設置計画(環境影響評価法手続きに係るもの)一覧です。
http://enechan100.com/2016/enechan20160820hokkaido_assessmentA.pdf

■資料B 
道北エナジーが稚内市、豊富町に計画している事業をまとめたものです。
http://enechan100.com/2016/enechan20160820hokkaido_assessmentB.pdf

これら道北エナジーが実施する一連の事業に係るアセス手続きは、「(仮称)道北中央風力発電事業配慮書」と「(仮称)道北北西部風力発電事業配慮書」の2つの配慮書の提出により始まりました。また、2つの配慮書ではそれぞれ風車設置箇所を5箇所、2箇所としています。
その後手続きを進める中で、配慮書段階で示されていた7つの風車設置箇所すべてにおいて風力発電事業を実施することとなり、表にある様に準備書が7つ作成されることになりました。つまり、2つの配慮書が分割され7つの準備書(7つの事業実施箇所で合計最大出力 780,000kW)になりました。